今更ながらに「闇金ウシジマくん」を読破した・・・

中盤あたりまでは楽しみに読んでいたんだけど、だんだん読むのが辛くなってきて読まなくなってしまっていた。

登場人物たちのリアルさが息苦しく、読むのに体力がいるってカンジ。

水商売、風俗などの業界は、ほんの少しだけど覗いていたことがあるので、闇金ウシジマくんの世界が物語の向こうではなく実際にある世界だと知っているから。

今回は最後まで読んでみようと全巻レンタルで読んでみた。

きっかけは山田孝之の実写化シリーズ。

ネットフリックスで何気に再生し始めたら軽くハマってしまった。
しっかり原作を踏襲しているので違和感なく観ることができた。

テレビ版3シリーズ、劇場版4作、かな？

見終わって、あの頃の気持ちを思い出したが、何となく今読まないともうこの物語には手が出せない気がした。

1/3ほどが未読だったけど、だんだんと底辺社会のリアルさよりも、ウシジマくんがどうやって生き延びていくかというようなアウトロー破滅型の物語に進んでいったので、想像していたよりも読んでいて苦しさはなかった。

ラストは賛否両論のようだけど、俺は納得できた。
ああいう風になるしかないよな、というのは終盤では予想できたし、たくさんの人たちを堕としてきたウシジマくんが幸せに生きていくラストなんて受け入れられないだろう・・・

まぁ、実は生きていて突然続編が始まっても別にいいけど。

でも連載スタート時と今では闇金事情は大きく変わっているし、もし続編があっても単純な暴利の闇金、という題材ではもうできないはずだし。

なんかパラレルワールドの最終回「もしもくん」というのがあるらしい。
そっちも読んでみたいな。